近代柔道杯全国中学生柔道大会は、毎年3月に開催される、中学生を対象とした柔道の全国大会。全国中学校柔道大会、マルちゃん杯とともに中学柔道3大大会のひとつに数えられる。
1988年に雑誌近代柔道を発行しているベースボールマガジン社が、中学生に実践の機会と競技力向上及びアマチュアスポーツ精神の高揚を図る趣旨のもと、近代柔道杯関東中学生柔道大会という名称で大会を開催したのが始まりである[1]。 1991年からは現在の名称となり全国大会となる。 21世紀に入ってからは外国チームも出場するようになった。2004年にはフランスのテディ・リネールも参加した。当時のリネールはまだ中学生でありながら、すでに身長が2m近くあった。 また、2007年からは女子の部も正式に設けられることとなった。オープン(男子)の部に女子も出場可能だが、その場合その選手は女子の部に出場できない。 なお、この大会は団体戦のみで個人戦は設けられていない。女子は5人編成で争われていたが、2014年からは5人編成で組めないチームが多いことを考慮に入れて3人編成となった。 2019年からはオープンの部、女子の部ともに全てのチームが予選リーグの順位によって決勝及び2部、3部トーナメントのそれぞれに進み、各部門で優勝校が決定されることになった。
高島武彦|
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